また推しが辞めた

激動の2023年。と言わんばかりの2023年でしたが、皆様はどんな年末年始を過ごされましたでしょうか。

 

私は24年生きてきて1番複雑な感情を持って年を越しました。

というか年を越した感覚すら正直ないけど。

 

だって年の瀬も年の瀬という12/30に退所が青天の霹靂のごとく知らされたんだから。

 

辞めた推しは私と同い年でなんなら誕生日が2週間しか違わない。

別の推しを経由して名前と顔は知ってたけど、2023年の5月に初めてコンサート行って、見事に沼落ちした。笑

もうそれはそれは沼に落ちていて手が付けられないほど。

別に退屈な日常ではなかったけどまだこんなに毎日を楽しくできるんだって思った。

推しが所属するグループのYouTubeが火曜日更新だから火曜日は本当に楽しみだった。前週の予告で何の企画やるって言ってたっけ?ああ、そうだあの企画だ、って考えるあの時間が本当に愛おしかった。

性別、生まれた場所、経歴、家族構成・・・あげたらキリないけど違う事だらけ。なのに「同じ1999年10月生まれ」だとか「小さい頃に持ってたクセが同じ」だとかなんとか共通点を探して勝手に親近感持っちゃってキャッキャッするあの瞬間がどれだけ尊い時間だったか。

 

私は常々、というか度々思うことがある。

それは「永遠なんてない」と。これはきっと良くも悪くも、だと思う。

楽しいことがあれば「こんな時間なんていつかは終わりがくるし」と思い、

つらいことがあれば「ずっとはこの状況が続くわけじゃないから、いつかは好転するはず」と希望を持てるから。

まあ、基本的にはネガティブに思ってるんだけど。

推しの退所で痛感した。あまりにも突然すぎて。よくあるフレーズだけど「こんな気持ちになるくらいなら最初から出会わなければよかった」と本気で思った。

この返しでよくあるのが「君を知らないで生きる方がよっぽどつらい」とかそんな感じだったと思う。

今はそのどちらの感情も思いっきり真正面から喧嘩してる。

 

アイドルって「偶像崇拝」だし「儚いもの」だって思っていたはずなのに心のどこかでそうじゃないって思ってる自分がいて。

 

今これを書きながら推しのいたグル-プのパフォーマンス動画見て泣いてる。今打ってて気づいたけど『推しの「いた」グループ』って書くのつらすぎるやろ、冷静に。

あーなんでこんな時にこの曲聞いちゃったかな。いや、流れてきたの方が厳密にはきっと正しい。けどそんなことはどうでもいい。

メンバーがなんとか前を向こうとしているのに、自分は全然前を向けなくて。そんな自分が嫌いにもなりそうで。

唯一自分を肯定できる瞬間ってオタクしてる時なんですよ私。その唯一肯定できる自分すら今は否定というか好きになれなくて。ああ、私こんなに推しのことが好きだったんだ、本気になれてたんだって気付かされてます。

 

とにかく何かに残しておきたくてほぼほぼ殴り書きのように打っているこのブログ。何かの拍子に私が書いているグループのオタクが見ちゃうかもしれない。だからなんだ、って話だけど。

前述したようにほぼ「殴り書き」でなんとか言語化して気持ちを落ち着けようとしている算段なんです。だからもし、その該当担の方が読んじゃったとしてもこれはどこかの辞めたタレント担が適当に書いてる何かだと思っていただきたい。

 

ああ、もう二度と彼の姿を見る事はできないのだろうか。退所のお知らせの前に「体調不良」と聞いていたからそれの最悪の事態を想像していたけれど、今その「最悪の事態」というのを発表を受けて強く考えてしまう。

「この先まだまだ長いからどうかその決断だけはしないでほしい」なんて思うのはきっとオタクのエゴだし外野は簡単に言える。これを本人が聞いたところで多分きっと響かない。でもやっぱり「生きてるだけで偉いから」。負の感情も一生は続かないよ、きっと。

 

世の中、納得のいかないことばかりで溢れていてこれもきっとそれの内の1つで。このモヤモヤはいつか解消するのだろうか。やっぱり、自分の感情が自分でも分からない。とりあえず言語化したところで落ち着くわけがない。応急処置なだけだ。

こういう時なぜか無駄に詩的な表現ばかりしてしまう自分に酔いそうでまたこうして嫌いを積み重ねていく。

 

友人にこの件でLINEをしていたらこんな返信がきた。

「もうオタク辞めようかなと思ってる」

分かる。大変に。でも今更オタクじゃない自分が全く想像できない。何のために頑張るんだろう。

と、言いつつも私は他のグループのオタクもしているから言い方は悪いが、逃げ先は正直いくらでもある。

でもそうじゃない。彼で満たされていた気持ちは彼でしか埋められないし彼の寂しさは彼でしかきっと埋められない。他で埋められたとしてもそれはきっと似た何かだ。

 

どのグループも唯一無二で、似てるところはあるけれどそれは似たような「何か」であって「全く同じもの」ではないと思う。だからこそそれぞれの「唯一無二さ」に惚れるのであってそれを見ているのが楽しいんだと思う。

何が言いたいってその辞めた推しがいたグループはすごく「唯一無二」を感じていた。まあそれは多分私が初めて関西勢のオタクになったからだと思われるが。初めて行ったコンサートも会場の一体感がすごくてメンバーやオタク達が揃って「家族だ」と言う理由が今なら分かる。きっとあの時、私も「家族」だったんだな。

 

ここまでで2000文字を優に超えて文字を綴っている。何をもって終わりとするのか全くもってそのビジョンが見えていない。あまりにもノープランで書き出してしまった。とりあえず、このブログに何かの間違いで推しが辿り着いた時用にでも何か書いておこうか。笑

 

推しへ

元気に生きてますか。最悪、元気じゃなくても生きてさえいれば私個人としては嬉しい限りです。2024/1/5時点では何が理由で退所したか分からずモヤモヤしているところです。

私はあなたと同じ時代に生きて、あなたのオタクができて最高に楽しかったです。至福の時間をありがとう。

あなたが退所するその日までアイドルとして努力したその時間や過程は間違いなく事実です。その事実は誰にも奪えません。

12年と8ヶ月、よく頑張りました。その全てを見ていたわけではないけれど、その時間は今後の人生において無駄になることはないと思います。確証がないのでなんて無責任な発言なんだろうと思いますがただのオタクの戯言です。でも私は少なくともそう思います。

またあなたの姿をメディアで見れる日が来るのかどうか現時点では分からないし叶わない可能性の方が高いのかもしれないです。もし叶わなかったとしてもどこかであなたに会った時は感謝を伝えたいです。

ただ同い年で同じ10月の生まれのやつが何を言っているんだと思われそうですね。そうです、ただのそこらへんのあなたが好きなどこかの誰かです。その”そこらへんのやつ”の心を動かしたんです、あなたは。きっと私だけじゃないはずです。その事実を誇りにどうか生きてください。

退所した後でもまだあなたのことが好きでどうしようもないです。前を向きたいのにあなたに引っ張られているかのように前を向けません。でもいつか前を向く日が来ると思います。でもそれはあなたとの別れではなく感情が定まる時なんだと思います。

とにもかくにも生きていてください。

あなたが好きなどこかの誰かより

 

書きながらなんてものを世に出してしまうんだと思い、後悔する自分が見えてしまった。もうこの際なんでもいいや。3000字いっちゃったし。

まあそんなこんなでこの書き殴りを終えます。

 

また感情が突き動かされたら書き殴ります。多分、きっと。